秋空の下、ススキの穂が風にそよいで、秋の訪れを感じさせます。
この季節、谷の家では、床の間に「お月見飾り」を設え、皆さまのお越しをお持ちしております。
お月見の風習は、平安時代に貴族の間に広まりました。そして、江戸時代には庶民も楽しむようになり、月を眺めるだけでなく、収穫を祝う意味合いが大きかったようです。
十五夜のお月見だけでなく、十三夜も、美しい月とされ、大切にされてきました。
ちなみに、今年の十五夜(芋名月)は、9月10日(土)。十三夜(栗名月)は、10月8日(土)です。
古民家風の建物の縁側に腰かけ、お月見飾りを眺めながら、のんびりと秋の里山の風情を味わってください。(※10月末まで展示予定)
床の間に設えた「お月見飾り」 |
十五個のお月見団子にススキを添えて |
板戸の飾り「里山の秋祭り」 谷の家スタッフ |